【新潟2歳S】テンクウ駆ける!昨年3着の兄超え期待

[ 2017年8月23日 05:30 ]

兄イブキ超えのタイトル奪取を目指すテンクウ
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 新潟メインは「第37回新潟2歳S」。ハープスターやジャスタウェイといった名馬が巣立った出世舞台に、今年も東西の新鋭が挑む。関東から参戦のテンクウは、昨年のこのレースで3着だったイブキの半弟。兄弟を担当する松島厩務員は「タイプが違う。兄のこの時期はフニャフニャした感じだったが、弟はギュッと締まって筋肉の付き具合もいい。能力の比較は分からないが、現時点では弟の方が動けそう」と評価する。

 東京の新馬戦は好位から楽に抜け出しての快勝。「調教で追いだしや併せ馬を嫌がる面があったが、競馬に行ったら上手に走ってくれた。兄も2戦目でテンションが上がったので、注意しながら調整している。ここまでは順調」と同厩務員。同世代が既に8頭勝ち上がっているヨハネスブルグ産駒。「2歳戦向きの前向きな気性。兄弟で同じ重賞に2年続けて出走は、なかなかないことなので頑張ってほしい」。兄超えのタイトル奪取なるか注目だ。

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2017年8月23日のニュース