【先週の新馬戦】“３冠配合”超良血ジナンボー文句なし！

　２週目に入った新馬戦は５鞍行われ、人気馬が順当に勝ち上がった。中でも日曜東京の芝１８００メートルを制したジナンボーは父ディープインパクト、母アパパネの“３冠配合”。未来を約束されたような超良血が見事な勝ちっぷり。前半１０００メートルが１分３秒０のスローペースでも２番手できっちり折り合った。直線の坂を馬なりで駆け上がって後続を完封。文句のない形で第一歩を刻んだ。

　阪神からは土曜芝１４００メートルを勝ち上がったアマルフィコーストのスピードが光った。好スタートを切るとジワッとハナを奪取。直線でゴーサインを出すと一瞬で突き放した。勝ち時計も優秀。今後が楽しみだ。日曜芝１２００メートルを制したアイアンクローは出負けをサッとリカバー。直線もきっちりと脚を伸ばした。次走は未定だが、短距離戦線を進んでいく。日曜東京の芝１６００メートルを勝ったホーリーレジェンドは直線での激しい追い比べを制してＶ。勝負根性を見せた。