【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】15日中山6R 好調・田辺騎乗のワイルドダンサーが大混戦に断

[ 2017年4月15日 08:00 ]

 前日最終の1・1倍から最終的には1・4倍に落ち着いた桜花賞の◎ソウルスターリングの単勝オッズだが、それでもG1としては破格の支持率。これだけ人気が集中したのは、全国の競馬ファンが「まず負けない」と考えた結果に他ならない。競馬に絶対がないことは重々承知しているが、今回のソウルは「道悪」という予測可能な要素が敗因の一つ。血統面とルメールのコメントだけで道悪OKと決めつけたことは、今後の反省材料にしたい。

 明日の皐月賞は、桜花賞とは一変して上位混戦。どこから入っても的中すれば妙味のある配当が期待できる。土曜の中山で人気が割れそうなのは6Rの500万戦。ダート2400メートルというレース数が少ない条件の上に、決め手に欠ける顔ぶれで難解ムードが漂っている。狙いは◎ワイルドダンサー。今回のメンバーでは唯一の現級勝ち馬。降級後は勝ちきれない競馬ばかりだが、2走前の0秒1差3着は中身の濃い競馬。7着に完敗した前走は使い詰めで状態がピークを過ぎていた印象が強い。2カ月の休養でリフレッシュに成功し、鞍上には絶好調の田辺を起用。強敵不在のここは3勝目の好機とみた。

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2017年4月15日のニュース