【細原・騎手で獲る 特別編】5日阪神11R 差す競馬で開眼・岩田マキシマムドパリが決める

[ 2017年3月5日 08:00 ]

 昨日の当コラムで推奨した7番人気のミスパンテールは2着。阪神JF組“2強”の間に割って入り高配を演出した。昨夏の札幌以来およそ8カ月ぶりの実戦だったが、非凡な瞬発力を発揮。本番の桜花賞での活躍を予感させる内容だった。やはり豊富な調教量をこなした“目イチの仕上げ”はダテではなかった。この勢いで日曜も一発ある馬を狙いたい。

 阪神11Rはマキシマムドパリで勝負する。前走の愛知杯で重賞初制覇。後方から馬場のど真ん中を突き抜け、これまで準オープンで足踏みしていたのが嘘のような快勝劇だった。金折助手は「前々で運ぶとしまいが甘くなるが、ためる競馬ならあの脚が使える。牝馬だが力強い走りで、タフな馬場も合っていたのかも」と回顧する。中間はここ目標に乗り込み十分。「飼い葉食いの細さが解消されて、しっかりと調教できるようになった。前走のような競馬なら、この相手でも力は通用すると思う」と終始トーンは高いままだった。

 今開催の阪神芝は開幕週から例年以上に時計が掛かる馬場。阪神で騎乗したジョッキーからは「見た目はきれいでも下は緩い感じだった」との声が挙がっていた。土曜も適度に上がりを要し、差し決まるレースが目立った。決め手勝負になれば◎マキシマムドパリの出番はある。馬券は馬単・馬連で相手は手広くプロフェット、ハギノハイブリッド、アストラエンブレム、ガリバルディ、アスカビレン、ダンツプリウスに流す。

続きを表示

2017年3月5日のニュース