【京成杯AH】“冬馬”シベリアンスパーブ 浮沈は気温次第

[ 2016年9月8日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=7日】夏競馬が終わり、ローカル出張者が戻って一気に活気が増した7日の美浦トレセン。次々に追い切られた京成杯AH組の中で、鳥谷越は“穴の予感”が漂うシベリアンスパーブに熱視線を注いでいた。昨秋に本格化し、チャレンジC3着→京都金杯4着と強敵相手に善戦。4カ月半の休養明けでも、態勢さえ整えば狙い目は十分だ。

 最終追いはWコースでウインヴォラーレ(3歳1000万)と併せ、いっぱいに追われて2馬身先着。稽古をつけた松岡に駆け寄ると「寒い時季が合うタイプで夏場は良くないけど、きょうは良かった」と笑顔。「寒くなれば引き締まってもっと良くなるけどね」と続けたが、感触は決して悪くない。一方、手塚師は「まあまあかな。内枠でも引いて脚がたまれば。前が詰まって終わりかもしれないけど」。陣営のジャッジは控えめでも気温、枠順、展開など条件がそろえば…。人気薄必至なだけに“冬馬”の先物買いも面白い!?

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2016年9月8日のニュース