【京成杯AH】ロードクエスト“大人の走り”で最終リハ完璧

[ 2016年9月8日 05:30 ]

併せ馬を行ったロードクエスト(手前)

 Wコースで“大人の走り”を披露したのがロードクエスト。僚馬アウトライアーズ(2歳未勝利)の2馬身後ろで難なく折り合うと、余力たっぷりで直線へ。馬なりの手応えながら内をグングンと伸びると、最後は馬体を併せてフィニッシュ(5F68秒8~1F13秒1)。前日、小島茂師が「あとは息をつくるだけ」と想定通りの最終リハを完璧にやり切った。

 春はNHKマイルC2着など世代の最前線で活躍。充電の夏を越え、師はさらなる心身の成長を感じ取っている。「春先に比べるとお利口になった。以前は要所でムキになるところがあったけど、それも緩和している。トモ(後肢)もしっかりして見た目が大きくなったね」。ここは秋のG1路線選択への試金石。初挑戦の中山マイルでどんな走りを見せるのか。ワクワクしたように語る指揮官の言葉は自信の裏返しだ。

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2016年9月8日のニュース