武豊騎手の父 元トップジョッキー武邦彦氏が死去 77歳

[ 2016年8月12日 19:08 ]

亡くなった武邦彦さん

 競馬の武豊騎手の父親で元調教師の武邦彦(たけ・くにひこ)氏が12日午前1時26分、病気のため滋賀県栗東市の病院で死去した。77歳。京都府出身。葬儀・告別式は15日に関係者で行う。

 1957年に騎手デビュー。騎手としては長身で洗練された騎乗スタイルから「ターフの魔術師」の異名を持ち、人気を博した。関西所属騎手として当時初めて千勝騎手となった。重賞は72年の日本ダービーをロングエースで、74年には皐月賞、菊花賞をキタノカチドキで制覇するなど、通算80勝をマーク。85年に引退するまで日本中央競馬会(JRA)通算7679戦、1163勝。

 調教師としても89年にバンブーメモリーで安田記念を制するなどG1で3勝を挙げている。四男幸四郎氏も現役の騎手。

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