【関屋記念】G1馬クラリティ貫禄の先着!転厩初戦で輝き取り戻す

[ 2016年8月11日 05:30 ]

<関屋記念・追い切り>併せで追い切るクラリティスカイ(右)

 昨年のNHKマイルCを制したクラリティスカイは、栗東の友道厩舎から美浦の斎藤誠厩舎に移籍しての転厩初戦。最終追いはWコースでタイセイアニマート(4歳500万)を2馬身追走。直線で内に馬体を併せると、いっぱいに追われた相手を尻目に、馬なりで1馬身先着してG1馬の貫禄を見せつけた。「時計は少し速くなったが、終始馬なりは予定通り。舌を縛ったことでモタれる面も見せなかった。うちに来た当初は体が緩かったが、追うごとにしっかりしてきた」と斎藤誠師は満足そう。

 G1優勝後は凡走を続けているが「息の入りもいいし、気性もどっしりしている。走る気もある。そういう良い面が競馬につながっていないが、環境が変わったことで違う面を出してくれれば」と指揮官。心機一転。真夏の越後路でG1馬の輝きを取り戻せるか。

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2016年8月11日のニュース