【七夕賞】ミスターX 馬場が乾けばプリンスに期待

[ 2016年7月10日 05:30 ]

 福島11R・七夕賞はシャイニープリンスを指名する。マイルから距離を延ばしてガラリ一変。特に今回と同舞台の2走前・福島民放杯は強調できる内容だった。レースは落ち着いて2番手を追走し、逃げ馬がペースを上げてもマイペースをキープ。直線で瞬時に抜け出すと、重賞馬ヤングマンパワーを3馬身突き放した。続く新潟大賞典もフルーキー(2着)にタイム差なしの3着なら悲観はない。

 2000メートル戦で唯一、馬券圏内を外したのが4走前の福島記念(10着)だが、これはとにかく重馬場にノメってのもの。「道悪は苦手。馬場を考えて函館記念ではなく福島にした。(当日は)とにかく良馬場で走らせてあげたい」と祈る栗田博師。日曜は好天予報。前日の雨が乾けば、積極的に狙いたい馬だ。馬単(16)から(4)(6)(7)(8)(10)(14)。

 中京11R・プロキオンSはノボバカラ。昨年のユニコーンSでノンコノユメの2着。早くから高い素質を示したが、その後は条件戦で足踏みが続いた。それが同舞台の4走前・納屋橋Sを楽に逃げ切って、覚醒の感を漂わせ始めた。

 次戦のコーラルS→かきつばた記念を連勝し、ダート1400メートルを3連勝。前走・北海道スプリントは2着に敗れたが、相手の土俵の1200メートル戦でダノンレジェンドに鼻差ならかえって充実ぶりが際立った。逃げても良し、控えても良しの脚質。内から行く馬がいれば悠々と好位から抜け出す。馬単(14)から(2)(4)(5)(9)(10)(13)。

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2016年7月10日のニュース