【根岸S】衰え感じさせぬ10歳マルカフリート 今回もスタイル貫く

[ 2016年1月27日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=26日】高齢馬がずらり顔をそろえる根岸S。その“筆頭”が10歳馬マルカフリートだ。高齢馬に自分の姿を重ねてしまうオサムは、この朝、浜田師の前向きさに元気をもらった。

 「10歳でも見た目にも気持ちの面でも若いですよ。今でも立ち上がったりしますからね。爪が悪かったりで数使ってない(今回が30戦目)からでしょう」

 しびれたのが昨年11月の霜月S。上がり3F35秒5という電光石火の末脚で若い世代を“瞬殺”だ。続くカペラSも大外から激しく追い上げ3着。全く衰えを感じさせない。

 「うちの厩舎は高齢馬が頑張ってますからね。相手は強いですが、今回も自分の競馬に徹してどこまでやれるかでしょう」

 スタイルを貫くことの大切さ―をマルカフリートが教えてくれる。年明けから予想絶不調のオサム。“迷い”が消えた気がした。

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2016年1月27日のニュース