【エ女王杯】クイーンズリング100点　使い減りしない腹周り

クイーンズリング

　クイーンズリングは牝馬らしからぬ、ふっくらとした馬体です。大抵の牝馬は使い込むと腹が巻き上がってくるものですが、この３歳牝馬は秋２回、厳しいＧ１路線を戦い抜いても腹周りが減ってきません。前走・秋華賞では馬体重８キロ増。太め感はなく、体に実が入ってきた印象を持ちました。レースの疲れが残らなかったからでしょう。

　今回も秋華賞時と変わらない張りを保っています。カイバがエネルギーになっていると感じさせる体つきです。秋華賞時の診断で指摘したトモのひ弱さは変わっていませんが、牝馬だけに許容範囲と考えたい。ふっくらした姿に充実ぶりを感じさせます。このままの体で出走してほしい。