東京1R発走1時間遅れ…通行止めの影響で4頭が出走取り消し

[ 2015年10月11日 05:30 ]

美浦トレセンを出発する馬運車

 10日の東京競馬は常磐道の柏―谷和原インター間で起きた事故による通行止めの影響で、美浦から関東馬を輸送する馬運車の到着が遅れたため、1Rの発走が午前10時10分から同11時10分に1時間繰り下げられた。その後も9Rまで段階的に発走時刻を遅らせ、レース間隔を縮めることで10R(午後3時10分発走)から通常の発走時刻に戻った。

 ほとんどの馬運車は不通区間を迂回(うかい)できたが、高柳厩舎の4頭が積まれた馬運車だけが、事故現場近くの高速道路上で立ち往生。JRAは「集合時間(発走の約1時間前)に到着する見込みが立たない」と判断。1Rブランシェクール、2Rイザ、5Rスーリーズ、7Rイダクァイマの4頭が出走取り消しとなった。道路事情による馬運車の到着遅延で発走時刻を繰り下げたのは、13年12月21日の中山競馬以来。

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2015年10月11日のニュース