【京成杯AH】アルビアーノ 柴山「持ち味のスピード生かす」

[ 2015年9月11日 05:30 ]

柴山騎手

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、京成杯AHでアルビアーノに騎乗する柴山騎手を直撃した。

 ――アルビアーノですが前走(関東オークス4着)は初のダートなど、仕方ない結果?

 柴山騎手 そうですね。距離の2100メートルも初めてだったし、悲観することはないと思います。

 ――プラス7キロで519キロの体でしたが馬の雰囲気は?

 気持ち重いかな?と思ったけど、返し馬の感じとかはいつも通りで雰囲気は良かったです。ただ、競馬へ行って反応してくれなかっただけです。

 ――それ以来、約3カ月ぶりの競馬になります。

 どこかが悪くて休んでいたわけではありません。リフレッシュされてきただけなので心配はしていません。

 ――トレセンで見た同馬は少し太いかな?と思えたのですが?

 中間はノータッチなので何とも言えませんが、ひと回り大きくはなっているようです。でも、最終追い切りの動きも良かったと聞いているし、走れる状態にあるようです。

 ――気性的に久々はどう思われますか?

 トレセンでは少しうるさそうな感じも見せるようですが、競馬場ではいつも落ち着いています。休み明けでイレ込んで力を出せないというタイプではないと思います。

 ――ハンデの53キロはどうですか?

 3歳牝馬だし52キロくらいかと思っていました。でも、他と比べれば軽いし、何とかこのハンデ差を生かしたいですね。

 ――G1・2着(NHKマイルC)が評価された分、思ったより重くなりましたかね?

 初のG1でどのくらい通用するかと思ったけど、それまでの逃げとは違う番手に控える競馬にもかかわらず2着。能力の高さを再認識しました。

 ――やはり前で競馬をすることになりますか?

 そうですね。逃げられるなら逃げたいけど、無理してまでハナに行く気はありません。枠順とか他の馬の出方を見ながら、気分を損ねないように前で競馬をさせたいです。

 ――2戦2勝の中山コースに戻るのも好材料。

 脚質を考えても中山の方がイメージしやすいのは事実です。開幕週でもあるし、持ち味のスピードを生かしたいです。

 ――NHKマイルCでは逆にそのスピードがアダになった感じも?

 あの時はセーフティーリードを保ちたかったので僕が早めに先頭に立たせました。決してハミをかんで先頭に立ってしまったというわけではありません。結果的にもうワンテンポ遅らせるべきだったと思うので、今回はそのあたりもうまく乗って結果に結び付けるだけです!

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2015年9月11日のニュース