【新潟記念】マジェスティハーツ　森手応え「今は状態がいい」

　【東西ドキュメント・栗東＝１日】不安定な天気で雨が降ったりやんだり。カッパを着込んだ坂田が調教終わりの時間帯を見計らって向かった先は松永昌厩舎だ。お目当ての森は、黄色のひときわ目を引く愛車「スイフトスポーツ」（スズキ製）に乗り込んだところ。慌てて呼び止めたが、嫌な顔をせず対応してくれた。

　新潟記念はマジェスティハーツとのコンビ。この中間も競馬開催日で乗れないとき以外は精力的に調教をつけている。「きょうはポリトラックを２周。今は状態がいいですね」と笑みを浮かべた。

　前走・関屋記念はメンバー最速の上がり３Ｆ３２秒４で追い込み２着。「ハミを（制御力のある）トライアビットに換えた効果を感じたし、左回りでモタれ癖がだいぶマシでした。流れに乗るという意味で、２０００メートルの方が競馬しやすそう」と手応えをつかんでいる。自身の手綱で重賞２着３回。思い入れのあるパートナーに今度こそタイトルを届けるつもりだ。