【函館スプリントS】見えた函館必勝法!エンデバー&ライコウ買い

[ 2015年6月16日 05:30 ]

夏競馬の開幕を待つ函館競馬場

 今週から夏の北海道シリーズが開幕。函館→札幌と12週間にわたって熱戦が繰り広げられる。新装オープンした10年以降の傾向(出走回数50回以上が対象)を基に、血統から函館開催を分析。開幕週のメーンを飾る「函館スプリントS」の狙い馬をピックアップした。

 まずは函館芝コースの種牡馬別成績。勝利数1位は26勝のキングカメハメハ。距離も1200~2600メートルまで幅広く対応していて信頼が置ける。2位のサクラバクシンオーは完全な短距離シフト。1200メートルでこその種牡馬だ。今週のメーンは芝1200メートルの函館スプリントS。出走予定馬の中で唯一のバクシンオー産駒がスギノエンデバー。長らく不振が続いたが、前走・鞍馬Sで鮮やかな復活V。勢いに乗っての函館入りだ。2年前の函館SSでも0秒2差5着に好走しており、名手・岩田を起用して激走ムードが漂う。

 ベスト5圏外ではファルブラヴとアドマイヤコジーンが各項目でハイアベレージをマーク。アドマイヤコジーン産駒のマジンプロスパーは8歳34戦目のベテランだが、意外にも今回が函館初参戦。近況不振で58キロと条件が厳しく、人気がなさそうだが、狙いたい1頭だ。実績馬のセイコーライコウは、こちらも短距離戦で結果を残しているクロフネ産駒。昨年4着のリベンジなるか。目が離せない。

 ダートは1700メートルならゴールドアリュール、シンボリクリスエス、キングカメハメハと上位3頭の産駒を買っておけば安心。でも1000メートルならサウスヴィグラス。砂の短距離に強い種牡馬だが、函館でもそのポテンシャルを、きっちり発揮している。単勝回収率も145%と高いので、人気薄でも狙ってみる価値は高い。

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2015年6月16日のニュース