【2歳馬情報】タネホカホカ 大和田厩舎新馬1号がデビュー

[ 2015年6月12日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=11日】5月上旬、大和田厩舎の菜園コーナーにローズマリーの種をまいた村松。西洋では“魔よけ”としても重用されるハーブで、厩舎のさらなる発展に願いを込めたのだが、発芽せず。じょうろを手にしょんぼりしていると、師が「来週、今年の新馬1号がデビューしますよ」と教えてくれた。

 聞くと、今年のヴィクトリアMで最低人気ながら3着に入り2000万馬券の立役者となったミナレットの半弟。その名もタネホカホカ(父アサクサデンエン)。発芽問題に悩む村松の心に響く馬名だが、由来は「マオリの空の王様」。江田照とのコンビで21日芝1400メートルを予定している。「カイバ食いが細くて姉とはあまり似ていない」と評価は控えめも、姉も新馬は14番人気Vだった。

 ちなみに、ミナレットは28日パラダイスSに向け10日に帰厩。宝塚記念ファン投票47位と人気急上昇中の万券娘の走りにも要注目だ。

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2015年6月12日のニュース