【安田記念】ヴァンセンヌ首差2着 上がり最速33秒7も及ばず

[ 2015年6月8日 05:30 ]

首差届かず2着に敗れたヴァンセンヌと鞍上の福永

 2着は後方から鋭く追い込んだ3番人気ヴァンセンヌ。メンバー中最速の上がり3F33秒7をマークしたが、先に抜け出したモーリスに首差届かず、G1初制覇はならなかった。

 5戦連続でコンビを組んだ福永は「1600メートルの距離も良かったし、雰囲気もいい感じ。最後はいけると思ったが…。(勝ち馬に)もうひと伸びされた」と無念の表情。それでも、屈腱炎による1年7カ月もの長期休養がありながら、G1で連対を果たすまでに出世したパートナーを「大病を患ったのに、ここまで来られた頑張りは本当に凄い」と称えた。

 管理する松永幹師も「よく伸びてきた。もう一歩だったけど、うまく立ち回ってくれた」と、惜敗にも爽やかな笑顔を浮かべた。夏場は休養でリフレッシュさせ、秋こそはG1獲りへ。福永は「まだまだ活躍できると思う」と、さらなる飛躍を約束していた。

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2015年6月8日のニュース