【高松宮記念】ミッキーアイル、筋肉ムキムキ！６Ｆ適性あり

　これぞスプリンターの体つきだ。初の６Ｆ戦に向けて、ミッキーアイルが筋肉量たっぷりのムチムチボディーを引っ提げてきた。担当の平井助手が誇らしげだ。

　「千二ですし、この中間は食わし込みました。少し緩いかなと思った前走に比べ、脂肪が抜けて筋肉が付いた感じです。体は締まったけど、体重は増えています」

　久々の前走阪急杯はゴール寸前かわされて２着だったが、勝ち馬より重量が２キロ重かった上、不向きな道悪。負けて強しの内容だった。迎える本番、仮に馬体増でも太めの心配はない。

　「スプリンターとは思いませんが、千二の流れに戸惑うことはないでしょう。むしろ、レースはしやすくなるとみています。安田記念のような極端な道悪にさえならなければ、力は出せますよ」と同助手。６Ｆ経験はないが、適性はある。混沌（こんとん）とするスプリント界をこの新星が統一してみせる。