【三国・北陸艇王決戦】鮮やか3カドまくり!今垣が7度目地元G1V

[ 2015年3月3日 05:30 ]

地元・三国で7度目のG1制覇を果たした今垣

 三国ボートの開設61周年記念「G1北陸艇王決戦」の優勝戦が2日、12Rで行われ、今垣光太郎(45=福井)が3カドまくりで快勝。1月宮島60周年に続く26回目のG1制覇と地元・三国でのG1・7Vを飾った。

 勝負師の冷静な判断が光った。ピット離れで後手を踏んだ久田が回り込んでスローに。今垣は譲って3カドを選択。切れ味鋭い一気まくりで電光石火のVを決めた。「小回りの2コースかカドがいいと思っていた。(久田が)前付けに来てくれたのも良かった。勝負どころなので引かせてもらった。この方が優勝をする確率は高いと思った」(今垣)

 何度も挑戦してきた3カド。地元のここ一番でようやく答えを出した。「今年は幸先がいいね」。7月には17年ぶりに地元三国でSG(オーシャンC)が行われる。波に乗った北陸のエースの顔には気合がみなぎっていた。

 ◆次走 優勝した今垣光太郎、そして金子賢志、長田頼宗の次走は8日からの平和島G1ダイヤモンドカップ。松井繁、太田和美、浜野谷憲吾らと優勝を争う。山口達也は8日からの蒲郡一般戦へ。安田政彦、萩原秀人、峰竜太らが出場。武田光史は10日からの若松一般戦。辻栄蔵、高沖健太、和田兼輔らとV争い。久田敏之は11日からの住之江一般戦。吉川昭男、金子龍介、中岡正彦らが出場する。

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2015年3月3日のニュース