【マイルCS】豊富な経験が連覇呼ぶ!トーセンラーをV指名

[ 2014年11月18日 05:30 ]

過去10年のデータからトーセンラーをV指名

 マイルCS過去10年のデータを徹底分析した結果、トーセンラーが浮かび上がった。

 (1)年齢 マイルCSの大きな特徴は3歳馬の不振。優勝は00年アグネスデジタル以来なく、近10年では34頭が出走して【0・1・2・31】。出走頭数自体は4歳(37頭で3勝)とあまり変わらないので、データ的には“消し”。ミッキーアイルは気になるが、昨年もスワンS快勝の3歳馬コパノリチャードが4着止まり。もう少し経験が必要か。

 (2)レース間隔 これも非常に重要。勝ち馬のみならず2着馬も全て10月以降に出走しており、3着馬まで広げても2カ月以上間隔が空いていた馬は皆無。2カ月以上間隔が空く京成杯AH組は実戦勘が心配だ。

 (3)前走 天皇賞・秋組が最多5勝を挙げているが、今年は参戦なし。天皇賞・秋とスワンS以外から参戦した勝ち馬は、全て3着以内を確保していた。一昨年勝ち馬のサダムパテックはスワンS組だが、2桁着順馬は連対もなし。大逆襲とはいかないとみる。

 (4)実績 ここまででもう残りは5頭になった。うち4頭はなんと今秋“はやり”の重賞未勝利馬。マイルCSの近10年の勝ち馬は全て重賞勝ち馬だが、今回はマイル重賞未勝利だった勝ち馬4頭(ブルーメンブラット、エーシンフォワード、サダムパテック、トーセンラー)の共通項を探してみた。あった、全てG1で3着以内に好走したことがあるのだ。今秋の古馬G1勝ち馬もスノードラゴンとラキシスはG1・2着があった。G1初挑戦のサンライズメジャーはもちろん3着以内のないサンレイレーザー、フィエロ、レッドアリオンもさすがに実績不足のようだ。

 残ったのはトーセンラー。重賞未勝利馬の流れは先週で終わり。続くのは「京都はディープインパクト産駒」の方だ!

続きを表示

2014年11月18日のニュース