【まるがめ・オーシャンC】3Vの実績!ナイターSGは今垣にお任せ

[ 2014年7月17日 05:30 ]

今垣光太郎

 まるがめボートのSG「第19回オーシャンカップ」は16日に開幕した。SG3Vとナイター開催で無類の強さを誇る今垣光太郎(44=福井)が、初戦から軽快な動きを披露。内枠仕様にセッティングを替え、2日目の2走で大幅なポイント加算を狙う。一方、初日12Rドリーム戦は、1号艇の田村隆信(36=徳島)がインから逃げ切って快勝。4号艇の毒島誠(30=群馬)は2周1Mで落水のアクシデントに見舞われた。

 夜の帝王が復活の兆しを漂わせている。ナイターSG過去3Vの実績を持つ今垣が、4号艇の初日8Rで2着と好発進。「スリット付近で少し伸びる感じがした」と、舟足にも上々の手応えをつかんだ。だが、レース後すぐに調整を開始。「乗り心地と起こしが良くなかった。あす(2日目)の内枠が勝負。伸びを犠牲にしてでも乗り心地と起こしを良くしたい」と、1時間以上も整備室で汗を流した。

 いくら内枠とはいえ、初日終了時で早々と「勝負」の2文字を使うのには理由がある。今大会を優勝すれば、来年のオーシャンCの優先出場権を獲得できるからだ。開催地は今垣の地元水面である三国。当地でSGが行われるのは実に17年ぶりとなる。「僕や(中島)孝平だけでなく、地元から3、4人は出場して盛り上げたい。できれば僕が優勝することで福井支部に弾みをつけたい」と気合を込めた。いち早く地元SGの出場切符をつかむために、08年メモリアル(MB記念)以来4度目のナイターSG制覇を狙う。

 初日に連勝を飾ったのは重成と太田。共に1号艇を含むスロー枠2走で、まだ仕上がりに胸を張ることはなかった。ただ、SGでもターンスピードは上位の2人。6号艇の2日目も軽視はできない。この他では白井、杉山、前田、中島らが軽快な舟足を武器に好成績。2連対率ワースト機とコンビを組む峰も、本体整備でパワーアップに成功した。初日メーンの12Rドリーム戦メンバーでは、5着の菊地が好感触を得ていた。

続きを表示

2014年7月17日のニュース