【函館2歳S】トウショウピスト 3頭併せで余裕の先着

[ 2014年7月17日 05:30 ]

函館ウッドコースで追いきったトウショウピストと池添謙一

 Wコースの3頭併せで余裕たっぷりに先着したトウショウピストは、息つく間もなくパドックに入れてスクーリングを敢行。角田師は「ほら、息の入りもいいし、発汗もしていない」と馬体に目を凝らした。競馬週刊誌に◎が並ぶ注目度に「新馬戦の勝ち時計(1分11秒0)は決して優秀じゃないのにナンデ?」と首をひねりながらも、まんざらではなさそうな表情。

 母シーイズトウショウは04~06年の函館SSを1、1、2着。抜群のコース相性だった。池添は「お母さんには函館で重賞を獲らせてもらった。センスの良さはお母さん譲り」と同馬への思いを口にしている。

 さらに角田師はユニークなエピソードを披露。「牧場ではいじめられっ子で(他馬から)かまれたりしていた。そういうのに耐えたんだろうね。だからレースでもモマれても平気」。トウショウピストには応援したくなる要素が凝縮している。

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2014年7月17日のニュース