【きさらぎ賞】武豊トーセンスターダム　無傷の３連勝で重賞初制覇

＜京都１１Ｒ・きさらぎ賞＞トーセンスターダムが差し切り勝利（奥が２着・バンドワゴン）

　第５４回きさらぎ賞(Ｇ３、芝１８００メートル・晴稍重９頭）は９日、京都競馬場１１Ｒで行われ、武豊騎手騎乗の２番人気、トーセンスターダム（牡３＝池江厩舎、父ディープインパクト、母アドマイヤキラメキ）が、ゴール前で粘るバンドワゴンを差し切って優勝した。勝ち時計は１分４７秒６。

　ややばらついたスタートからオールステイが先頭に立つが、少しかかり気味にバンドワゴンがハナを奪い、トーセンスターダムは５番手につける展開。

　４コーナーから直線に入り、先頭のバンドワゴンが後続を引き離しにかかるが、好位でレースを進めたトーセンスターダムが外から脚を伸ばし先頭に迫る。ゴール前では２頭がほぼ並んだ形となりそのままゴールイン。きわどい決着となったが、トーセンスターダムがバンドワゴンを頭差差し切って無傷の３連勝で重賞初制覇を飾った。

　２着バンドワゴンと１馬身差の３着にはエイシンエルヴィンが入った。