【朝日杯FS】唯一の芝2戦2勝ショウナンワダチ、無敗王者狙う

[ 2013年12月11日 05:30 ]

 先週の阪神JFは無敗馬が1~3着を独占。朝日杯FSはメンバーで唯一、芝で2戦2勝のショウナンワダチがクローズアップされてくる。父ショウナンカンプは02年高松宮記念を逃げ切った快速馬だが、そのイメージとは裏腹に強烈な末脚が武器。2戦ともに東京マイルで上がり3F最速の剛脚を駆使して差し切った。今回は中山へのコース替わりがポイントとなるが、加山助手は「前走は直線で馬群をさばきながら脚を使って前をつかまえた。あれなら中山でも対応できそう」と前走で見せた器用さに手応えを感じている。

 普段は子供っぽさが残り調教では真面目に走らないこともあるが、追い切りや実戦になると本気を出すタイプ。加山助手は「2戦とも思った以上のパフォーマンス。スタッフの中でもまだ計り知れない部分があるし、どういう競馬をしてくれるか楽しみ」と期待に胸を膨らませている。牝馬に続いて無敗の王者が誕生するか。

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2013年12月11日のニュース