【いわき平】自転車届かず6選手欠場 神山「法的措置も考える」

[ 2013年12月6日 05:30 ]

 いわき平競輪で5日、6~8日に開催されるS級シリーズ、ガールズケイリンに出場予定の6選手が、レースに使用する自転車が競輪場に届かないアクシデントに見舞われた。6選手は、自転車が指定時間まで同競輪場に到着しなかったことが理由で、前検日の自転車検査不合格の扱いとなり、契約解除になった。

 その不運な6選手は岩津裕介、神山拓弥、窓場加乃敏、古田義明、小西誠也の男子S級選手5人と女子の尾上明子選手。選手らが宅配業者に連絡を取っても、自転車の所在地を確認することができなかったため、15時に欠場が決定した。

 吉田茂競技委員長は「自転車未到着による前検日欠場は年に何度かあるが、これだけ多くの欠場者が出たのは初めて。選手は前検日前日に自転車の所在を配送業者に確認する義務がある。契約上の約款に基づき契約解除となった」と説明した。

 直前の競輪祭決勝6着で、今回の優勝候補だった岩津は「競輪祭を走り終えた12月1日に配送をお願いして届かないとは…。納得はしていない」とぶ然とした表情。12R特選に出場予定だった神山は「今回の欠場はペナルティーとしてG1の選考にも関わるし、賞金以上に深刻な問題。支部長と相談して法的措置も考える」と話した。

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2013年12月6日のニュース