【ニエル賞】キズナ引き運動 佐々木師「気合の中にもリラックス」

[ 2013年9月14日 06:00 ]

 ニエル賞に挑む日本ダービー馬キズナは最終追いから一夜明けた13日、約60分間の引き運動でクールダウン。1日のフランス到着後は現地環境に溶け込み、10度前半まで下がる冷涼な気候にも順応。現地入りしている佐々木師も「気合が乗っている中にも、リラックスしている様子」と目を細める。

 ゲート番は内寄りの3番に決まった。栄冠をつかんだダービーが最内1番から外に出して一気。馬群で脚をタメて、剛脚を生かせる理想的な枠だ。指揮官も「内枠が欲しかったのでとても良い枠。頭数がそれなりにそろったのも良かった」と前向きだ。

 日本が誇る最強3歳馬には現地での注目も高まっている。「初コースでレースでイレ込まないかと、道中の折り合いを見てみたい」と師はクリアすべき課題を挙げつつ、前哨戦クリアに闘志を燃やしている。

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2013年9月14日のニュース