【フォワ賞】オルフェーヴル体ほぐす 池江師「追い切り反動なし」

[ 2013年9月14日 06:00 ]

 凱旋門賞獲りを目指して渡仏中のオルフェーヴル(牡5=池江)とキズナ(牡3=佐々木晶)が前哨戦に選んだ「フォワ賞」(15日、ロンシャン競馬場)と「ニエル賞」(同)の枠順が13日、決まった。フォワ賞のオルフェは1番、ニエル賞のキズナは3番となった。最終追い切り翌日となった2頭はこの日、ともに軽めのメニューで調整された。また、同じくフォワ賞に出走するステラウインド(牡4=尾関)は3番、プティクヴェール賞(同)に出走するブラーニーストーン(セン6=池江)は5番となった。

 オルフェーヴルは最終追い切りから一夜明けた13日、1時間半の乗り運動で入念に体をほぐした。池江師は「コズミもなく落ち着きがある。追い切りの反動もなく順調にきているのが何より」と状態面に太鼓判を押した。枠は1番に決定。師は「枠なりの競馬をするだけ。レースについては当日スミヨンと打ち合わせを行う」と話した。

 オルフェーヴルは4日に帯同馬のブラーニーストーンに顔を蹴られ、外傷性鼻出血を発症。同日の追い切りを中止するアクシデントがあったが、その後は順調。12日の追い切りではパートナー2頭をぶっちぎる豪快なデモンストレーションを見せた。昨年はフォワ賞を制し、凱旋門賞は2着惜敗。雪辱を期す本番に向け、フォワ賞連覇で弾みをつけたいところだ。

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2013年9月14日のニュース