【小倉５Ｒ新馬戦】ハンターバローズ　直線競り勝って初陣飾る

　メイクデビュー小倉は４日、小倉競馬場５Ｒ（芝１８００メートル・曇良）で行われ、武豊騎手騎乗の４番人気、ハンターバローズ（牡２＝藤沢則厩舎、父シンボリクリスエス、母テンザンビーナス）が、直線で競り勝って新馬勝ちを収めた。勝ち時計は１分５２秒５。

　カッサイ、ハンターローズの６枠の人気両頭が積極的に先行してレースを作った。この２頭にフミノスナイパー、ヤマノボンバー、バイスブルーなどがつけた。

　１番人気のエイシンエルヴィンは、その後を追走し流れを見ながらのレース。直線中ほどまでその並びは変わらず、ゴール前で追い込み勢が一斉に勢いを増した。

　ゴール前は、先行馬、追い込み馬が固まって追い比べ。終始２番手に付けていたハンターバローズがカッサイを競り落とし、後続もかわしてそのまま１着でゴールインした。首差の２着にはプロクリス、そこから頭差の３着にワクワクカンヲが入った。１番人気のエイシンエルヴィンは４着だった。