【若駒S】メイケイペガスター 木原師断言「今度は走る」

[ 2013年1月17日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=16日】ダイヤの原石のように上岡には見えた。若駒S出走・メイケイペガスターが黒光りした馬体を揺らし、悠然と馬場入りする様子をほれぼれと見送ると、木原師が声をかけてきた。「そんな太くは見えないでしょ?」。前走・デイリー杯2歳Sは折り合いを欠いて11着と1番人気を裏切ったが、師はこう断言した。「紙一重の気性だから難しさはある。でも(今回は)走る!!」

 着けていた黒い覆面を馬場入りする直前に外した。短期放牧先から続く、落ち着かせるための工夫だ。帰厩してから毎週のようにCWコースで併せ馬を消化。その過程に、木原師は手応えを感じている。「掛からないよう、あえて併せている。うまく調整できているよ。掛かったら負け。普通に走ったら動く馬ですよ」

 そして「レースだけなんだ」と自らに言い聞かせるようにつぶやいた。調教通りに走れば大丈夫。師の思いはペガスターに届くか。

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2013年1月17日のニュース