【小松島記念】佐藤、まくって通算５回目の記念Ｖ

表彰式でファンの声援に応える佐藤

　小松島記念決勝は、佐藤友和（８８期）が１０年９月の青森以来、通算５回目の記念優勝を飾った。レースは深谷―志智―伊藤―平原―芦沢―稲毛―西岡―松田―佐藤で周回。赤板で稲毛ラインが上昇、稲毛が深谷を抑えて打鐘から先制。４番手以下は佐藤―平原―芦沢―深谷―志智―伊藤で続く。最終Ｈから佐藤がタイミングを計り、最終２角からまくる。深谷は７番手からまくるが不発。

　佐藤は「単騎だったので好位を取ってから、と思っていた。今年初優勝でうれしい。早めのまくりでしっかり残れたし、次（寛仁親王牌）もいいレースができると思う」と直後のＧ１（１３～１６日、弥彦）に弾みがつく優勝の喜びを語った。