【七夕賞】ミスターX 福島好相性スマート、軽ハンデ生かす 

[ 2012年7月8日 06:00 ]

 福島メーン11R・七夕賞(G3)は、夏の福島開催のフィナーレを飾るハンデ重賞。1979~2004年まで1番人気が26連敗した波乱必至のレースだ。さらに今年は土曜の降雨の影響が残り、道悪での開催が濃厚。例年以上に波乱となりそう。

 まず、今の馬場状態を分析する。レースの舞台となる芝2000メートル戦は土曜に3鞍行われたが、荒れた内の馬場を避けて、外を通った差し馬が活躍。特に7、8枠の外枠勢が3鞍全てで連対し、計5頭が馬券に絡んだ(7枠は2R3着、9R3着、11R2着、8枠は2R2着、9R2着)。そこで、外枠の馬を中心に狙う。

 本命は7枠(14)スマートステージ。重馬場だった09年西郷特別を中団から豪快に差し切っており、道悪は苦にしないタイプだ。しかも福島は4戦3勝と好相性の舞台。重賞は4着3回と、ワンパンチ足りない印象だが、馬場状態と人気馬より軽いハンデ55キロを生かせば、その差は詰まるはず。初タイトル奪取のチャンス到来だ。

 馬単(14)から(1)(3)(5)(9)(10)(12)

 中京メーン11R・プロキオンS(G3)は、昨年の覇者シルクフォーチュンに◎。昨年は京都開催で当レースを制したが、同じ左回りで直線の長い東京の根岸Sを快勝しており、舞台替わりは問題ない。末脚を生かせる1400メートル戦はベストの舞台だ。

 馬単(7)から(8)(9)(10)(14)(15)

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2012年7月8日のニュース