競馬学校入学式 木幡次男巧也“信頼される騎手に”

[ 2012年4月4日 06:00 ]

JRA競馬学校入学式で希望に燃える(左から)加藤祥太、木幡巧也、鮫島克駿、野中悠太郎、三津谷隼人、森裕太朗

 JRA競馬学校騎手課程第31期生の入学式が3日、千葉県白井市の同校で行われた。149人の志願者から狭き門を突破した木幡初広騎手(46)の次男・巧也(15)、地方通算4077勝を誇る佐賀の名手・鮫島克也の次男・克駿(かつま=15)ら6人が騎手への第一歩を踏み出した。

 真剣な表情で式典に臨んだ木幡巧也は「父の背中を見てとても格好いいと思い、騎手を志した。木幡なら大丈夫と言われるような騎手になりたい」と宣言。1歳上の長兄・初也(16=30期)に続き、競馬学校に送った父の木幡は「とりあえず第一歩。後は本人の努力次第。お兄ちゃんも1年たってしっかり乗っているし、負けずに頑張ってほしい」とエールを送った。

 一方、鮫島克駿はJRAで活躍中の良太(25)の弟。小5の時、小倉競馬場の乗馬スポーツ少年団に入り、研さんを積んだ。「父が勝つのを見て、僕も騎手しかないと思った。日本だけでなく、世界で活躍したい」。父の克也は「明るくて、すぐ友達をつくれる性格。年は離れているが仲の良い兄弟でした。厳しい世界だが頑張ってほしい」と笑顔で話した。

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2012年4月4日のニュース