年男の橋田師 コスモスで“縁起重賞”Vなるか

[ 2012年1月3日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=2日】新年といっても休みが多くあるわけでもない。管理馬に日々目を光らせる調教師にとって年越しは気持ちの切り替えだけ。そんなことを坂田が橋田師に話すと「みんなそう思っているんじゃないかな」と柔和な笑顔を見せた。

 トレーナーは9月に60歳になる年男だがあまりピンときていない様子。「何が変わるってわけじゃないからね」とさらりと答えた。それでも今年は年始早々アドマイヤコスモスを中山金杯に送りだし、勝てば厩舎として17年連続JRA重賞制覇の快挙達成となる。この記録にはこだわりを見せていて「続けなきゃと思っています。先週の動きが良くて具合はいいから」と意気込みを語った。

 振り返れば、08、09年は中山金杯で半兄アドマイヤフジが早々と記録更新を決めた。弟もこの“縁起重賞”でVなるか。ムードは高まりつつある。

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2012年1月3日のニュース