【日本選手権】永井連覇!SG6回目の優勝飾る

[ 2011年11月7日 06:00 ]

<日本選手権>優勝し、表彰式で賞金ボードを手にする永井大介

 史上4人目の連覇だ。船橋オートのSG「第43回日本選手権」優勝戦が6日、雨走路で行われ、永井大介(34=船橋)が5周1コーナーで先頭に躍り出てそのままゴール。昨年大会(飯塚)以来、SG6回目の優勝を選手権連覇で飾った。

 「準決は回転が上がらなかったので、思い切って上げる方向の調整をしたのが良かった」とパワーに自信を深めて臨んだ大一番。前日までの良走路で物足りない感覚は、降り続いた雨が流してくれた。昨年末のSS王座は試走落車による欠車、今年5月のオールスターでは落車妨害とSG優勝戦で悪夢が続いていたが「まずは無事に走ろうという気持ちがリラックスにつながった」と言う。

 「10周回、ペースが落ちなかった。(旧車の)ダビド・ビジャのクランクでしか勝てなかったが、それ以外でも勝てて自信になった」と胸を張る永井にとっては、昨年大会でSG全冠制覇を達成して以来のタイトル奪取。選手権連覇は飯塚将光、片平巧、高橋貢に続く4人目の快挙だ。「やっぱり選手権は特別。連覇なんて思ってもみなかった」と満面に笑みを浮かべた。リズムをつかむと手がつけられない地元のエース。年末のスーパースターが楽しみになってきた。 

 ◆永井 大介(ながい・だいすけ)1977年(昭52)1月23日、東京都港区生まれの34歳。船橋支部所属。97年4月1日登録の25期。同期は有吉辰也、若井友和、森且行ら。通算45V(SG6V、G110Vを含む)。趣味はゴルフ。1メートル71、48キロ。血液型O。

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