通算493勝の実績も…河野師“黒い交際”は「断じて許されない」

[ 2011年9月27日 10:12 ]

河野通文調教師免許取り消しに関しての会見を終えた(左から)菊田淳・審判部公正課長、小林善一郎・審判担当理事、尾関道春・審判部長は、深々と頭を下げる
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 【河野師 調教師免許取り消し】

 ▼JRA・土川健之理事長 相手が暴力団員であることを認識しながら金銭を貸し付けるという行為は、競馬の公正確保の担い手である調教師として断じて許されないものであり、到底容認できるものではないと判断し、厳正な処分を行いました。今回、調教師によってこのような行為が行われ、中央競馬のファンの皆さまの信頼を裏切る形となったことは極めて遺憾であり、ファンの皆様をはじめとする関係各位に深くおわび申し上げます。

 ▼日本調教師会会長・尾形充弘 これまで河野調教師が競馬界で積み重ねてきた実績を思えば、日本調教師会会長として、また同じ調教師の仲間として、断腸の思いを禁じ得ませんが、競馬ファンをはじめ多くの国民の皆さまの厚い信頼とご理解を得て存立する中央競馬の社会的位置付けに鑑みたとき、今般の措置はやむを得ないものと受け止めております。本件に関し、日本調教師会を代表し、ご心配とご迷惑をおかけしたことについて心よりおわび申し上げます。

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