ヴィクトワールピサ 今後はJCを第一目標に

[ 2011年9月14日 06:00 ]

 凱旋門賞を回避し、帰国した今年のドバイワールドカップ覇者ヴィクトワールピサ(牡4=角居)は今後、ジャパンC(11月27日、東京)を第一目標として調整していく。

 現在は宮城県の山元トレセンで軽い運動を再開している。12日に現地で様子を確認した角居師は「心配していた脚元は固まっている感じ。日程的に天皇賞・秋は厳しい。乗ってみて、症状に変化がなければジャパンCを目標に」と語った。

 ただし今回発症した左の飛節後腫(こうしゅ)は、慢性化しやすい故障。帰厩時期もまだ決められない段階とあって「もっと時間が必要であれば有馬記念へ(復帰を)ずらすことも考えている」と師は慎重に調整していく姿勢を示した。

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2011年9月14日のニュース