【NST賞】ルージュ鋭伸11秒9!条件も好転

[ 2011年7月29日 06:00 ]

<NST賞>Cウッドで北村友一騎手を背に追い切るレディルージユ

 新潟日曜メーン・NST賞の木曜追い。有力候補の1頭、レディルージュが弾むようなフットワークで一気に駆け抜けた。前走・バーデンバーデンC(6月19日、中山)7着から中5週で臨むが気配は絶好だ。

 北村友(レースは福永)を背にCWコースへ。道中は抑えるのに苦労するくらいの行きっぷりを見せる。スピード感たっぷりの動きで速いラップを刻むと、直線で一気に末脚を伸ばした。ラスト1Fは11秒9の鋭さだ。

 安田景助手が意気込みを伝える。「中間も順調に来ている。ちょっと集中力を欠くところがあるので今回はブリンカーを着ける予定。その効果にも期待したいね」

 芝で重賞好走の実績がありながら、ブライアンズタイム産駒らしく年を重ねるにつれてダート適性がはっきりしてきた印象がある。年明け初戦のなにわS(2月27日、阪神)では好位から楽に抜け出した。前々走の天王山S(6月4日、同)7着はゲートでつまずいたのがこたえた。安田景助手は「左回りに替わるのはいい材料。今回は前々走の時とは違って芝スタートだし、条件はいいからね」と話しており、今回は見直せるはずだ。

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2011年7月29日のニュース