【SSフェスタ】永井「1枠」で反撃開始だ!

[ 2010年12月28日 06:00 ]

SG連覇へ反撃を誓う永井

 08年の当地前々回大会を制した永井大介(33=船橋)が2日目12Rで1枠をゲット。初日11Rではスタートの失敗が響いて5着に甘んじたが、08年のSS王座決定戦と同じ枠から反撃に転じる。なお、有吉辰也は初日12Rで痛恨のF。失権するとともに、自身の持つSG連続優出記録も「19」でストップした。

 全選手中、初日トップタイの試走タイム3秒26をマークした永井だったが、5着という予想外の結果に「クラッチを扱ったけど、スタートで浮いた」と肩を落とした。しかし、レース後の枠番抽選では“2番クジ”から迷わず1枠を選択。「エンジン自体はいいので、再度クラッチをやってスタートを切るしかない」と、素早く気持ちを切り替えた。11月の飯塚日本選手権で“グランドスラマー”となった永井。SG連覇を目指すためにも、2日目12Rは負けられない一戦だ。
 初日のTR戦は、11Rが佐藤と激しい先行争いを演じた8枠の東小野が7周3コーナーでさばいて快勝。12Rは4周1コーナーで岡部の逆転を許した平田が8周1コーナーで気迫の再逆転勝利。2走とも波乱のレース展開だった。好ポイントをゲットした東小野、佐藤、田中、平田、岡部、金子らは戦える動きになっている印象。高橋貢と中村はエンジンに、永井はスタートにそれぞれ不満をもらしながらも中間着を確保できたのは大きい。浦田、若井、浜野、荒尾、高橋義らは2日目以降の2走で大敗できない立場に追い込まれた。

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2010年12月28日のニュース