【東京大賞典】シルクメビウス“今度こそ”獲る

[ 2010年12月28日 06:00 ]

G1初制覇を狙うシルクメビウス

 未完の大器が今度こそ本領を発揮する。重賞3勝の4歳シルクメビウスだ。今年は春の東海Sで、のちのJCダート勝ち馬トランセンドを撃破。夏の門別ブリーダーズGCでは名馬カネヒキリ(引退)を“子供扱い”の4馬身差V。G2連勝で本格化をうかがわせた。休み明けのJBCクラシックは久々の左回りに戸惑ったか4着止まり。前走はスタート後手で流れに乗れず5着に終わったが、叩き3戦目で変身しても不思議ではない。

 「もう少し前で運べればチャンスは十分。具合も今回の方が数段いいよ。早めに動く馬が多そうだし、じっとしてこの馬の持ち味を生かしたい。何とか1つタイトル(G1)を獲りたいね」と領家師。ジャパンダートダービー2着以来、1年半ぶりの大井で現役屈指の決め手がサク裂するか。

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2010年12月28日のニュース