ブエナビスタ 鞍上スミヨンで天皇賞・秋へ

[ 2010年10月13日 06:00 ]

 フランスの名手と現役最強馬がタッグ結成だ。天皇賞・秋に向けて調整されているブエナビスタ(牝4=松田博)は、主戦・横山典の落馬負傷休養により、同レースの鞍上が空白となっていたが、12日、クリストフ・スミヨン(29=フランス)が騎乗すると陣営から発表があった。

 同騎手は今年のドバイシーマクラシックでもブエナビスタに騎乗するプランがあったが、先約が優先され幻となった(ブエナにはペリエが騎乗して2着)経緯がある。当時スミヨンはブエナに乗れなかったことを相当に残念がっており、今回は待ちに待ったチャンスといえる。
 凱旋門賞2勝(03年ダラカニ、08年ザルカヴァ)など欧州のトップジョッキーとして活躍中のスミヨン。2日にサプレザ(昨年マイルCS3着馬)でG1サンチャリオットSを制しており、絶好調だ。昨年、8年ぶりにJRAの短期免許を取得し、キンシャサノキセキ(スワンS)、フォゲッタブル(スポニチ賞ステイヤーズS)で重賞2勝をゲット。今回、念願の日本G1Vに手が届くか。

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2010年10月13日のニュース