【関屋記念】気まぐれマルカシェンク復活Vへ衰えなし

[ 2010年8月4日 06:00 ]

 【東西ドキュメント 栗東=3日】この日も夏真っ盛り。柏原は汗をかきながら早速、厩舎を回った。関屋記念の取材で河内厩舎へ。マルカシェンクを担当している瀬戸口助手に感触を尋ねた。

 「体の張りがいいし、具合はいつもと変わんないですよ。この馬、あまり出来が悪いときがないので。年を取ったけど、体力的な衰えはありません」
 時がたつのは早く、デビュー当初、クラシック級と騒がれた大器も7歳になった。それでも間近で見る馬体は実に若々しい。最後に勝ったのが2年前の関屋記念。復活Vを目指し、今年も新潟のマイル決戦にエントリーしてきた。
 「いつも4馬身くらい出遅れていたのが前走(米子S5着)は1馬身ほど遅れただけ。極端に置かれるとやめちゃうので前走くらいゲートを出て、走る気さえ出してくれれば」
 瀬戸口助手の祈りが通じれば、2年前の再現も夢ではない。

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2010年8月4日のニュース