“永遠のライバル”が16年ぶり再会

[ 2010年7月26日 06:00 ]

ウイニングチケット(左)とビワハヤヒデ

 93年ダービー馬ウイニングチケットと同年菊花賞馬ビワハヤヒデ(ともに牡20)が25日、函館競馬場のパドックでお披露目を行った。牡馬3冠レースすべてで対戦した“永遠のライバル”が再会するのは94年天皇賞・秋以来、16年ぶり。

 両馬の主戦騎手だった柴田政人師(61)、岡部幸雄氏(61)も登場。パドックを堂々と周回するチケットを見守った柴田人師は「今すぐに競馬に使えるのではないかと思うほど若々しく元気ですね。現役時代はテンションが高くて、それをコントロールするのがポイントでした。しっかりした種牡馬生活を送ったようですし、今後の余生をのんびり過ごしてほしい」と感慨深げ。
 ビワハヤヒデは久々の競馬場で興奮気味に周回。岡部さんは「初めて会った時は随分、顔が大きいな…と。現役の時はとにかくおとなしかった。いや、ビックリするほど元気。長生きしてほしい」と思い出に浸っていた。

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2010年7月26日のニュース