【4日阪神4R】ウルルで2年前の再現期待

[ 2010年7月1日 06:00 ]

デビューを待つウルル

 【東西ドキュメント 6月30日=栗東】新馬戦が始まって2週間。先週はディープインパクト産駒が2勝するなど熱気が高まっている。今週は日曜阪神4Rで宮本厩舎のウルル(牝、父スニッツェル)がデビュー予定。坂田が騎乗予定の浜中に印象を聞くと歯切れのいい答えが返ってきた。

 「先週乗ったんだけど、馬場が悪い中、いい動きだったと思う。今の時期の新馬にしては完成度が高い」
 宮本厩舎と浜中のコンビで思い出すのは08年小倉2歳Sを制したデグラーティア。厩舎、騎手ともに記念すべき重賞初タイトルだった。2年前の再現なれば…と重賞を意識させる期待馬だ。「そうなればうれしいね。あの馬も気のいい馬ですけど素質は劣らない。楽しみ」
 まずはデビュー戦。レース経験がないだけに“確勝”とまでは言い難いが、鞍上は自信のコメント。夏の2歳戦を盛り上げる存在となりそうだ。

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2010年7月1日のニュース