【京都新聞杯】ゲシュタルト差して重賞初V

[ 2010年5月9日 06:00 ]

<京都新聞杯>好位から抜け出したゲシュタルトがV

 8日の京都競馬場で行われた「第58回京都新聞杯」はゲシュタルトが直線抜け出して重賞初V。2着のコスモファントムも賞金を加算してダービー出走に当確ランプをともした。

 ゲシュタルトは道中、中団の外。池添は控えるためのスペースを探していた。「向正面の半ばで馬の後ろに入れたらリズム良く走ってくれました。直線では早く先頭に立たないように気を付けて。追っていい反応をしてくれました」。テン乗りの池添が出した結果はパーフェクト。長浜師は「理想以上の内容」と褒めちぎった。賞金加算に成功し、日本ダービー(30日、東京)出走が可能になった。長浜師は「どうもなければ使う方向で」との姿勢。池添も前向きに将来を見据えている。
 「きょうはきつい競馬ではなかったと思う。引っ掛かる馬じゃないし、馬込みでも大丈夫」
 中2週のローテーションとなるが、疲れを気にするよりも期待いっぱいの口ぶりだ。東上最終切符を手に勇躍、大舞台へと挑む。

 ◆ゲシュタルト 父マンハッタンカフェ 母エンドレスウェルズ(母の父エンドスウィープ)牡3歳 栗東・長浜厩舎所属 馬主・畑佐 博氏 生産者・北海道新冠町細川農場 戦績6戦2勝 総獲得賞金8972万2000円。

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2010年5月9日のニュース