ロシア競馬場でテロ 時限爆弾で1人死亡

[ 2010年5月1日 23:09 ]

 インタファクス通信などによると、ロシア南部カバルジノ・バルカル共和国の首都ナリチクの競馬場で1日、時限爆弾によるテロが起き、1人が死亡、30人が負傷した。治安当局が明らかにした。

 爆発が起きたのは、メーデーの祝日に行われた競馬の最中。タス通信は、フィロフ共和国文化相が負傷したと報じた。爆弾は貴賓席付近に仕掛けられたとの情報もある。
 また、同共和国やチェチェン共和国と同じ北カフカス地方にあるイングーシ共和国の首都ナズラニでは同日、柔道大会が行われていた施設に入ろうとした男が金属探知機で調べられた際に警官に発砲し、射殺された。警官にけがはなかった。施設内にはエフクロフ共和国大統領がいたという。(共同)

続きを表示

2010年5月1日のニュース