【青葉賞】ペルーサ父子制覇!本番で“宿命の対決”だ!

[ 2010年5月1日 16:20 ]

 ダービートライアルの「第17回青葉賞」は1日、デビュー3連勝中のペルーサ(牡=藤沢和)が断然1番人気に応えて後続4馬身差をつけて圧勝した。4連勝で重賞初制覇を飾るとともに、父ゼンノロブロイとの父子制覇を達成した。勝ち時計は2分24秒3。2着トゥザグローリーまでがダービーへの優先出走権を獲得した。

 課題のスタートは抜群。出たなりにポジションを9番手に取って、追走。1000メートル通過60秒0の平均ラップでピタリと折り合ったまま最終コーナーを回ると、あとは独壇場。鞍上・横山典のゴーサインに瞬時に反応して、早めに馬群を抜け出すと、独走状態。後続をあっという間に4馬身ぶっちぎった。ダービー獲りまで期待させる圧勝劇に藤沢和師は「我慢してここを使った甲斐があった」と顔をほころばせた。

 03年に青葉賞を制した父は本番では、ネオユニヴァースの2着に敗れた。くしくも今年は、皐月賞馬でネオユニヴァースの子ヴィクトワールピサが待ち構えている。ペルーサが“宿命の対決”を制して父の雪辱を果たせるか注目だ。

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2010年5月1日のニュース