【新馬戦評】バトードール芝適応ならクラシック戦線

[ 2010年1月26日 06:00 ]

 京都のダート戦でデビューしたバトードールは、ゴール前で固まった先行馬群から一気に抜け出した。瞬時に3馬身差をつけた加速力は圧巻。520キロを超える雄大な馬体から繰り出されるフットワークはパワフルで、砂への適性は文句なし。芝もこなすようなら、一躍、クラシック戦線に名乗りを上げる可能性も。芝のヴィクトリーマーチは併走馬を競り落とす勝負根性が光った。中京ではサンライズプリンスが2番手で折り合って持ったまま抜け出し、9馬身差の圧勝。時計もまだ詰まりそうで、長い直線に替わってさらに伸びそう。期待込みのA評価。

 中山組は小粒な印象も、トポロジーは余裕を残した走りで後続を4馬身引き離しており、張りのある馬体も目立っていた。超スローの流れを逃げ切ったフィールマイハートは、モマれた際のレース運びが課題。

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2010年1月26日のニュース