【天皇賞・秋】2着スクリーンヒーロー

[ 2009年11月2日 06:00 ]

 7番人気スクリーンヒーローが2着に踏ん張り、昨年のジャパンC優勝馬の意地を見せた。レースで初めて装着したブリンカーの効果もあり、序盤から前向きな走り。直線でグッと伸び、一瞬は先頭をうかがうシーンも。外からカンパニーにかわされたが、内から猛追したウオッカは封じ込め、銀メダルをゲットした。

 「久々に乗ったが、スタートがうまく、いいポジションを取れた。ブリンカーでやる気も出ていた。周囲との間合いを見ながら追い出したが、しぶとい脚を使った。よく走ったが、2着だったのは残念」と北村宏。鹿戸雄師は「状態が良かった。(ジャパンCへの)ひと叩きとは思っていなかった」と全力仕上げだったことを強調。「最後はカンパニーの切れに屈したが、2000メートルが駄目ではないことも分かった」と収穫を得た様子だった。次走は連覇が掛かるジャパンC(29日、東京)で鞍上は調整中としている。

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2009年11月2日のニュース