【神戸新聞杯】アンライバルド「世代最強」奪還へ

[ 2009年9月23日 06:00 ]

ダービーの雪辱に燃えるアンライバルド

 阪神のメーン「第57回神戸新聞杯」(菊花賞TR)では、ダービー(12着)で道悪に泣いた皐月賞馬アンライバルドが復権を誓う。

 皐月賞馬アンライバルドが、雪辱の秋へ順調に仕上がってきた。
 「いいリフレッシュができた。春よりも落ち着いており、体の各パーツにゆとりがある。たくましくなったよ。いい意味で牡馬らしくなったね」
 稽古の手綱を取り続けている杉村助手が着実な成長ぶりを伝える。確かに中間の追い切りの動きは迫力満点だ。先週の17日はCWコースで7F94秒2~ラスト12秒4を計時した。獲物を追うチーターのような加速力が仕上がりの良さを裏付けている。20日には坂路で上がりを伸ばし、調整は順調そのもの。今週で万全の態勢となるはずだ。
 「まともなら一番強いと今でも信じている。秋初戦から成長した姿を見せてほしい」
 今秋こそ“無敵の…”という名前通りの活躍を披露したい。当面のライバルがそろった前哨戦で好発進を決める。

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2009年9月23日のニュース