オールスター競輪 武田がG1・2勝目

[ 2009年9月23日 18:07 ]

 競輪の第52回オールスター(G1)最終日は23日、愛媛県松山市の松山競輪場で決勝(6周、2425メートル)を行い、35歳の武田豊樹(茨城)が3分43秒0(上がり11秒2)で勝ち、賞金4200万円を獲得した。武田はことし3月の日本選手権に続くG1レース2勝目。残り1周前で関東ラインの平原康多(埼玉)が先行。平原を追走した武田が最終コーナー手前で先頭に立ち、そのまま押し切った。2着は神山雄一郎(栃木)で、3着には石丸寛之(岡山)が入った。

 スピードスケートから転身し、6年目で二つ目のビッグタイトル獲得。武田は並のレーサーではなかった。「あこがれの人で、目標にもしてきた神山さんと初めて表彰台に立てるなんて」と感無量の面持ちだった。
 今後に向けては、ほかの地域へのライバル心をあらわにし「次の共同通信社杯でも、関東の結束力の強さをアピールしたい」と話した。

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2009年9月23日のニュース